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注染本染めとは

注染とは明治時代に生まれた染色技法です。

その名の通り染料を注ぎ、染める技法。

 

 

片面しか色がのらないプリントと違って、注染は糸自体を染めるので、表・裏がないのが最大の特徴です。

一枚の布をじゃばら状に重ね合わせ、表・裏両方から二度染めていくことで、裏表なくきれいに染まります。

 

また、一度に複数の色を染められ、色と色が混じりあう表現ができるので、独特の色合い、また絶妙なタッチや立体感が表現できるのも特徴のひとつです。

 

 

注染の工程では、すべてを職人が手作業で行うので、ひとつとして同じものは存在しません。

 職人の手作業だからこそ表現できる、絶妙な色彩、ぼかし、風合いが魅力です!